高木先生の知らない司法書士の世界#フリップ1
みなさま、はじめまして
渋谷カケル法律事務所、新人スタッフの森本です。私は昨年司法書士試験に合格し、司法書士になるためのトレーニングを受けています。
タイトルを見て「ちょっと待ちなさいよ。ここ弁護士事務所(法律事務所)じゃないの? なんで司法書士の世界なのよ!」とツッコんでくださった方。大正解です。素晴らしい着眼点です。
実は、当事務所は弁護士である高木先生の「法律事務所」なのですが、大手企業に勤務されている方、司法書士合格者がスタッフとして働いています。
今回はせっかくなので、司法書士の世界をみなさんに覗いてもらえたらと思います。
弁護士と司法書士。
どちらも法律を扱うプロですが、実は生息している生態系がちょっと違います。
例えるなら、高木先生たち弁護士が「いざという時に裁判所で戦う、華麗なアタッカー」だとしたら、私たち司法書士は「権利を、1ミリのミスもなく裏で守り抜く、超几帳面なディフェンダー」。
そこでこのスタップブログでは、いつも隣で私たちを見守ってくれている高木先生すらも「えっ、司法書士ってそんな生き物なの!?」と驚くような、マニアックな司法書士の生態を、私・森本の視点からご紹介できたらと思います。
司法書士試験に合格すると、全国の合格者が集まる新人研修が始まります。
研修が始まるまで、私自身も「同期ってどんな感じなんだろう…」「馴染めなかったらどうしよう…」と不安でいっぱいでした。
ですが、新人研修が始まると、みんなが最初は同じ思いをしながら最初の一歩を踏み出していることが分かりました。
そして気づけば、「もう実家の親戚だっけ?」と錯覚するレベルで、仲良くなっていきます。
大人になってからの出会いなのに、なぜそんなに一瞬で仲良くなれるのか?
それは全員が、「合格率数パーセントの過酷な受験生活という名の檻に何年も引きこもり、そこから奇跡的に生還した者同士」だから((笑))だと思っています。
あの地獄のような孤独、模試の結果に一喜一憂した夜、自分だけの人生が止まった感覚、出口のないトンネル⋯そしてすべてを犠牲にして机に向かった苦しみを理解し合える「戦友」だからこそ、初対面のはずなのに、出会った途端心の壁が崩壊します。
私の仲が良い同期は、集まって飲むたびにいつもこう言っています。
「俺たち、この歳になってもう一回こんな青春させてもらっていいのかな……!? いや、でも本当にありがたいよなぁ」って。
本当にその通りで、つらい時期を乗り越えたからこそ神様がくれた、最高のご褒美のような時間なんです
実務でも「これ、どう処理したらいいんだろう…」と頭を抱えたときは、同期のグループチャットに投げると、みんな自分ごとのように心配して、「うちの事務所ではこうしてるよ!」「あの先例読んだ?」と助け舟を出してくれます。
この生還者の結束があるからこそ、新人の私も安心して一歩を踏み出すことができています。