普段の会話などでは、JASRACと信託契約をしている作詞家・作曲家のことを広く「JASRAC会員」と呼ぶことがありますが、ちょっと正確ではありません。

JASRACと信託契約を締結している作詞家・作曲家(と音楽出版社)のことは「信託者」といいます。

「会員」は、JASRACでは「正会員」と「準会員」の2種類があり、信託者の中でも、JASRACの組織運営に関与したり、福利厚生を受けることができる立場の人です。
「信託者」の要件を満たし、JASRACの理事会の審査がとおれば、「準会員」になることができます。ちなみに、「信託者」になるだけなら入会金も年会費もかかりませんが、「準会員」は、入会金25,000円と年会費4,000円がかかります。
さらに、①JASRACの準会員として過去1年間、会員としての義務を完全に履行していること、②過去2年の著作権使用料の分配額が合計40万円を超えていること という要件をクリアし、理事会の審査に通れば、「正会員」にランクアップすることができます。年会費は12,000円です。

JASRACウェブサイトより引用

「JASRACには楽曲の著作権管理を任せたいだけで、組織運営や福利厚生には興味がない」という人は、正会員・準会員になる必要はありません。

※ 以上のことは、作家個人を前提としています。音楽出版社(法人)として信託者、準会員、正会員になる要件や入会金・年会費の額は異なりますのでご注意ください。